ひーちゃん先生の今日のつぶやき in 治療院

最近、通っておられる妊婦さんの治療のために、妊婦さんと新生児のオステオパシー治療の講義の録音を聞き直している。
熟練が必要ですが、オステオパシー・バイオダイナミクス治療を学ぶことで、臨月で出産間際の妊婦さんや、生後数週間の新生児のサポートができるように、幅が広がりました。安全性が高いからである。
オステオパシー治療を施されて生まれた赤ちゃんは、とにかく元気だ。
これは通って来られているママさん達にも、実感して頂いていると思う。
妊婦さんによって抱える問題は様々ですが、私もその効果性に感動して、学びを続けずにはいられない状況になっている。
私達が妊婦さんに提供したいのは、身体と子宮の中心軸を整えること。赤ちゃんは子宮の中を回転して出てくるので、その回転が円滑に行われるようサポートされることは、とても重要です。それは産後の母体にも影響を与えるからです。
そして、生まれたばかりの赤ちゃんに提供したいのは、健全なファースト・ブレス(第1次呼吸)つまり、最初の産声である。胎児の身体は、産道を通るために小さく圧縮されていますが、出産後は産声をあげて、最初の呼吸が入ってきて、身体が大きく広がってきます。ただ何らかの原因でそのプロセスが作動しにくいことがあります。そこに私達はアプローチするのです。この呼吸が身体の様々なシステムを稼働させるのに、とても大切だからです。
妊婦さんの無理なダイエットや、高齢出産、人口受精、さまざまな諸事情により、危険分娩が増えているという。知れば知るほど、目をそむけられない状況を感じます。
人の手によってしか、取り戻せない世界があります。私も微力ながら、皆さまに貢献させて頂けるよう努めていきたいと思います。